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先輩インタビュー


施設長代理(障害者支援施設 エフォール)



 

■ 現在の仕事内容は?

障害者支援施設で、生活支援員として他のスタッフと利用者支援に携わる一方、グループリーダーとして、現場のまとめ役も担っています。現場の仕事としましては、入浴、排泄、食事といった介助業務だけでなく、相談業務もあります。また入所だけでなく、通所、短期入所の対応、他機関との連絡調整などがあります。グループリーダーとしましては、スタッフが働きやすい職場環境を作るすること、管理者と現場の調整をすることなどを仕事としています。

■ 大阪自彊館に入職したきっかけは?

大学は経営学を専攻していました。そのため、大阪自彊館はおろか、福祉の世界に関心を持っていませんでした。卒業し、一般の企業に就職して営業職をしていましたが、その時、営業先で福祉施設に出入りしたのが、福祉に関心を持つようになったきっかけです。それから、福祉業界や資格について、本で調べたりするようになりました。大阪で、当時で100年近くの実績があり、あいりん地区の環境改善に取り組んでいる大阪自彊館のことを知り、働きたいと感じるようになりました。

■ 大阪自彊館の魅力や印象を教えてください。

多くの施設では、施設を利用している方を支えるといったことを中心に考えているといった印象があるのではないかと思います。しかし、私がはじめの頃から大阪自彊館に持っている印象は、施設や地域の方だけではない、もっと大きな社会のセーフティネットとして機能しているといったものです。今もその印象は変わりません。しっかりとした信念を持った職員がたくさんいるといったことは魅力のひとつだと思います。どの現場も大変なのは変わりませんが、職員が創意工夫して取り組む、前向きな姿勢を継承できているのも大阪自彊館の魅力です。

■ 今の仕事のどんな所にやりがいを感じますか?

現場の指揮監督をしながら、現場の実践も行う、スポーツで言うところのプレイングマネージャーとしての役割にやりがいを感じます。忙しいのは事実ですが、利用者との関わりも深いので一緒に楽しんだり喜びを分かち合ったりできます。また、現場のスタッフの悩みやしんどさも共有できます。管理者業務に関わることがありますが、現場を知っていることが強みとなっています。

■ これからの目標を教えてください。

大阪自彊館は創業100年を超えました。「自彊不息(じきょうやまず)」の創業者の思いが忘れられることがないように、私が受け継いできたものを、今度は若い人に受け継いでいくといったことを決意しています。大阪自彊館で働くすべての人が、同じ熱い思いで利 用者への支援ができるようになることがこれからの目標です。